仏教・宗教書

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菩提の萌を発さしむ(ぼだいのめをおこさしむ)

菩提の萌を発さしむ(ぼだいのめをおこさしむ)

1,728円(税込)

人間には心の奥の奥に「仏性」というものがあって、人のために尽くすことを喜ぶ本性があるのです(第4章 本文抜粋)
『この道 一仏乗の世界を目指して』の発刊から19年――。
平成元年から十年まで「佼成」誌に掲載された庭野日敬開祖の法話をすべて収録した「庭野日敬平成法話集」(全3巻)の第1巻。
最晩年に語られた庭野開祖の思いが、いまここに!

【著者プロフィール】

庭野 日敬 ニワノ ニッキョウ

1906年、新潟県に生まれる。立正佼成会開祖。長年にわたり宗教協力を提唱し、新日本宗教団体連合会理事長、世界宗教者平和会議国際委員会会長などを務める。著書に『新釈法華三部経』(全10巻)『法華経の新しい解釈』『瀉瓶無遺』『人生、心がけ』『この道』など多数。1999年、入寂。

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禅と哲学のあいだ

禅と哲学のあいだ

2,160円(税込)

仏教の言葉は多くが、相対的な表現で説かれてきた。「差別と平等」「生と死」「迷いと悟り」「我と他」「明と暗」……ここに、互いに相反する言葉をあげて、そのなかから、二つに分かれる以前の真心が現れてくるところを証してゆく。読み手は、仏教の哲学的思考を再確認するための重要性に気づかされる。
 内容的には、趙州従?(778~897)、関山慧玄(1277~7360)、臨済慧照(?~876)、雲門文偃(864~949)、至道無難(1676~1750)、白隠慧鶴(1685~1768)、明庵栄西(1141~1275)など多くの禅者の語録から取材。「空」「無」「無明」「十二因縁」「五蘊」といった膨大な哲学体系にふれながら、禅仏教の「言葉」と「考え方」理解のための、これまでの一般書からは一歩踏み込んだ深い創造的アプローチを試みている。
 巻末に日本人に最も親しまれる「般若心経」を段落ごとにていねいに解説。原文にルビ(読み仮名)、書き下し、現代語訳付き。
 著者は、一般の寺院住職ではない。檀家にたよらず、禅修行・指導に日夜はげむ「異色の僧」である。著書『禅に問う』(大法輪閣)、『心が動く・一日一話』(佼成出版社)、『無心という生き方』(ベストブック)他。

■編集者コメント
「差別と平等」「生と死」「迷いと悟り」「我と他」「明と暗」……仏教の言葉は多くが相対的な表現で説かれてきました。本書は相反する言葉をあげ、そのなかから二つの言葉が意味する真の思想を探る禅僧の哲学的考察です。そもそも、現代のわれわれは、西洋的な哲学が、心の在りようを探ってゆくための一番の学問と思ってきました。ところが仏教の核心思想である「五蘊」と「十二因縁」を学んでみれば、西洋哲学が成立する以前に、すでに大変高度な心の分析がなされていたことに気づかされます。心と物のかかわり方が存在の根源にまで問われてゆき、ついには人が物を考える働きが何の力に拠っているか、その力の主体者まで問われていったのです。茨城県かすみがうら市 無相庵・菩提禅堂堂主の著者は、昭和の傑僧・大森曹玄老師に師事していらい、約50年間を坐禅修行と語録探求に生きています。月刊『大法輪』の好評連載「コラム 仏心を問う」の単行本化。巻末に「般若心経を読む」を付しました。

■目次
はじめに
第一章 一切衆生を救うために迷ってゆく

色即是空 空即是色  空と慈悲
差別と平等 平等が現れるときは差別になる/ 異(差別)と類(平等)の中を行く
生と死 別に働く者は何か/死んで生きている
迷い(煩悩)と悟り(菩提) 日本的心性への憧れ/仏が迷っている
嘘と真 信じられたくて嘘をつく/眼は見る耳は聞く

第二章 富士山が水上を歩いてゆく

我と他 我思わず、故に我なし/我が本心に出会いたい
明と暗 一つ命を同じくする者/明は暗によって証される
「私」と「私」を支える者 自他一如になっての「私」/妙不可思議な調和力
正受と不受 否定させるものがある/東山が我が上を行く
分かることと分からないこと 体験を積んで初めて分かる/我が心に知っている

第三章 仏法の悟りは、在家出家を問わない

戦争と平和 平和観が一つではない/「比べ心」を去る
自力と他力 永遠の昔に悟っていた/慣れ親しんだ安心の道
時節と因縁 だれも正しい時を知らない/光陰虚しく過ごすなかれ
動中と静中 苦行では安心を得ない/動と静と差別なき心
在家と出家 直心が道場/念々に余念を加えないで行く
不便と便利 臂は外に曲がらない/逃げない自由

第四章 一切衆生はみな、仏性を具えている

三種の病人と接物利生 不自由な者に具わる自由な心/魂を解放した一言
知識と体験 知識だけでは、すぐ濁る/見性体験が説いてある
大悟と小悟 命に与っての煩悩妄想/迷いと悟りのくり返し
無明と一仏乗 十二因縁の法則/宇宙の創成に連なってきた
苦痛と安楽 身体と心と丹田をゼロにする/だれでも無心になる
存在と時間 時間は存在の根本動機/みな一つ大地に坐っている

第五章 大いなるかな心や、心は天の上に出る

大阪の我と東京の我 家に二主なし/咲く力が散る力
学者と禅者 どんなワナもない/解釈しない勇気
仏教と葬式 心と身体は別々の物ではない/真に「空」に帰してゆく
公案体系と禅修行 公案体系という階梯/根こそぎ奪ってゆく者
思いと心 思わねば心も無い/思えば見方が偏る
修行と妙境 なぜ真意に気づかないのか/思いの妙境に酔った者

第六章 天地はつねに書かざる経を説いている

臨済禅と道元禅 臨済は修証を見ない/道元は修証一如と見た/臨済には仏性も眼中の塵禅と悟り 悟りを求めることが、迷いの原因/暗黒の中で、空っぽを悟る
心と物 「五蘊」で心の働きを見る/十二因縁を見て、存在の根源を悟る/無明が根源の動機/主体が「空」だから、持続してゆく

付録 般若心経を読む
おわりに

■著者プロフィール
昭和24年、岡山県に生まれる。昭和48年、京都・花園大学を中退して、東京・中野の高歩院、大森曹玄老師の下で参禅を始める。その後、出家得度して臨済宗の末僧となる。昭和63年、茨城県出島村(現かすみがうら市)岩坪に菩提禅堂が建立され、堂長に就任。平成19年、かすみがうら市宍倉に「無相庵・菩提禅堂」を開創。庵主として現在に至る。


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幸せになるための心身めざめ内観

幸せになるための心身めざめ内観

1,728円(税込)

 内観療法は浄土真宗僧侶吉本伊信によって、1950年代に開発された自己探求法で、ウツや依存症、家庭内不和などに効果があるとされる。筆者はハワイでマインドフルネス瞑想や坐禅会に参加し、呼吸法と気功を取り入れることによって身体と心の繋がりを深化する方法と目的を達成しつつある。内観療法は仏教の思想をもとに開発されたにもかかわらず、これまでその関係に触れる書籍がなかった。本書では幅広い年齢層の症例をあげて、心身めざめ内観の効用を示している。またイラストをつかって呼吸法・気功の具体的実践法についても解説している。筆者は鳥取大学医学系研究科で医学博士号取得するなど堅実な学術的裏付けもある。

■編集者コメント
 内観は浄土真宗僧侶・吉本伊信によって、1950年代に開発された自己探求法ですが、適応障害の緩和が期待できるため、刑務所・少年院などの矯正施設、学校や病院などで幅広く活用されています。筆者はハワイで、気功やマインドフルネス瞑想、坐禅を取り入れた新しい内観呼吸法を確立。尼僧・医学博士・病院チャプレンとしての経験・実績から多くの症例を紹介しつつ、数々の効果が期待される「心身めざめ内観法」の可能性を明らかにしていきます。

■目次
プロローグ――心について
〈幸せとは〉〈心の病にかかりやすい人とは〉〈ハワイでの忘れられないできごと〉
第1章 心身めざめ内観とは
1. 心身めざめ内観――心身一如
2. 心身めざめ内観――呼吸法
〈自律神経の働き〉〈脳内ホルモンの働き〉
3. 心身めざめ内観――気功
〈心を浄化する蓮華功〉
       イラスト
〈臓器に感謝し心身を整える合臓功〉
       イラスト
4. 心身めざめ内観――対機面接法
5. 心身めざめ内観――内観の方法
〈内観は自分の心を観る方法〉〈求められる内観〉〈内観・心身めざめ内観に不適応な人〉〈内観のプロセス〉〈内観で大切なこと〉
6. 心身めざめ内観――日常生活に根付く爽やかな習慣
第2章 心身めざめ内観七つの実例
1.母親への心身めざめ内観
〈母親への憎しみを募らせて〉〈生まれて初めて見えてきた事実〉
2.父親への心身めざめ内観
〈虐待をした父親との内観〉〈計り知れない親子の縁〉
3.親を知らずに育った男性の心身めざめ内観
〈世界で一番大切な人は誰ですか?〉〈被害者意識からの脱却〉〈絆と繋がりの言葉「いただきます」と「おかげさま」〉
4.子供への心身めざめ内観
〈負の連鎖を断ち切るための親子内観〉〈DNAと家庭環境〉〈三つ子の魂百まで〉  〈親子関係は永遠のテーマ――二五〇〇年前の経典にみる親子関係〉
5.憎い人への心身めざめ内観
〈尼僧の恨みと気づき〉〈泥の中の蓮〉
6.企業での心身めざめ内観
〈リーダーとしての苦悩〉〈皆が安心して働ける社会を築く〉
7.シニア世代の心身めざめ内観
〈親の介護〉〈認知症、老人性うつ病の予防、治療として〉
第3章 スピリチュアルケアとしての心身めざめ内観
1.人間として生まれたということ
〈誰もが避けて通れない死の問題〉〈人生は苦なり? 人間として生まれる意味〉   〈人間として生まれる確率〉
2.人生の終わりの手助け
〈人は生きたように死んでいく〉〈会えてよかった〉
エピローグ――私と全ての命は繋がっている
〈心身めざめ内観でめざめる、宇宙船地球号同乗者の想い〉

■著者プロフィール
1994年より約13年間、浄土真宗本願寺派開教使として米国ハワイ州に赴任。
僧侶・病院チャプレン・心理カウンセラーとしてハワイで活動。
日米の医療機関でターミナルケア、カウンセリング、内観療法を行う。
京都大学こころの未来研究センターで研究員として内観療法を中心としたストレス軽減法、心身を繋ぐための研究を経て、2014年、心身めざめ内観センターを設立。現在、日本(鳥取市)とハワイ(ホノルル市)を中心として心身めざめ内観を実施している。医学博士。

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全篇解説 日蓮聖人遺文

全篇解説 日蓮聖人遺文

4,320円(税込)

日蓮(1222-1282)が書き遺した著作や書簡、図録など(=遺文、御遺文、御書)などのうち、真蹟(真筆)であることが裏づけられる282篇について逐一解説したもの。主要著作だけでなく、普段はあまり顧みられることのない遺文までも繙くことを通して、日蓮の思想的全体像を明らかにしようとする試み。解説は1篇ごとに「読み切り」のため、辞書的にも活用できる。序論として日蓮遺文および日蓮思想の概説(写真8点付き)、巻末に参考文献・日蓮年譜・遺文索引を付す。

■編集者コメント
 仏教の勉強を始めた人が、日蓮聖人の「四箇格言(しかかくげん)」に出会うと、たいてい皆びっくりします。四箇格言とは「念仏無間、禅天魔、真言亡国、律国賊」の四句をいい、日蓮聖人が諸宗を批判したものです(但し、この四箇格言は日蓮聖人による命名ではなく、また遺文中に出る頻度も僅少なのだそうです。『日蓮宗事典』143頁「四箇格言」項より)。

 なぜ日蓮聖人は、この四句を書き記されたのでしょうか。そこには、あの時代(13世紀、末法の世)の、あの場所(インド・中国から遠く離れた日本)においては、あの仏(釈迦仏)とあの経典(『法華経』)へ帰依する以外に悟りや救いへの道はないという信仰的確信があったからでありましょう。

 その日蓮聖人は、この「四句」以外にどのようなものを書き遺されているのでしょうか。『立正安国論』などの論文のほかに、手紙なども多くあると言われますが、誰に、何を、どのような表現で伝えようと記されたのでしょうか。

 ――本書『全篇解説 日蓮聖人遺文』をとおして日蓮聖人のバラエティーに富む遺文に触れていただき、そして最終的には『日蓮聖人全集』(新装版、全7巻、春秋社)や『昭和定本 日蓮聖人遺文』を手にとって、じかに日蓮聖人と〈出逢って〉いただけたらと思います。

■目次
《目次》

まえがき

序 論
 第一節 日蓮聖人遺文とは
  日蓮聖人遺文の定義
  日蓮聖人遺文の種類
  日蓮聖人遺文の伝来(一) ~真蹟遺文~
  日蓮聖人遺文の伝来(二) ~写本遺文~
  日蓮聖人遺文の伝来(三) ~刊本遺文~
  日蓮聖人遺文の注釈書

 第二節 日蓮聖人はインドの宗教思想、中国の儒教思想をどのように受容したか
  はじめに
  日蓮聖人の思想と中国の儒教思想
  日蓮聖人の思想とインドの宗教思想
  『立正安国論』の奏進と諸天善神の守護

本 論
 第一節 日蓮聖人遺文を代表する「五大部」執筆の背景
  『録内御書』『録外御書』の伝説と、今に至る『御書』(御遺文)研究について
  比叡山遊学時代の研鑽
  『立正安国論』の著作と幕府への進献
  『立正安国論』提出後の日蓮聖人に対する弾圧
  『開目抄』に展開された『立正安国論』のこころ
  『如来滅後五五百歳始観心本尊抄』に顕された「未来記の法華経」のこころ
  蒙古来寇におののく信徒への誡めの書=『撰時抄』
  恩師道善房への『報恩抄』
  「五大部」に展開された『立正安国論』のこころ

 第二節 日蓮聖人遺文解説

あとがき

参考文献

日蓮聖人年譜

日蓮聖人遺文索引

■著者プロフィール
【渡邊寶陽(わたなべ・ほうよう)】
昭和8年(1933年)、東京に生まれる。立正大学仏教学部宗学科卒業、立正大学大学院博士課程単位取得。文学博士。立正大学仏教学部教授、立正大学学長などを歴任。立正大学名誉教授。法立寺(東京都足立区)前住職。おもな著書に『日蓮宗信行論の研究』(平楽寺書店)、『日蓮仏教論――その基調をなすもの』(春秋社)、『宮澤賢治と法華経宇宙』(大法輪閣)などがあるほか、共著書および編著書、論文が多数ある。

【関戸堯海(せきど・ぎょうかい)】
昭和33年(1958年)、東京に生まれる。立正大学仏教学部宗学科卒業、立正大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。立正大学仏教学部専任講師、身延山大学仏教学部助教授、日蓮宗宗務院教学課長などを歴任。妙幸寺(東京都大田区)住職。おもな著書に『日蓮聖人教学の基礎的研究』(山喜房佛書林)、監修本に『立正安国論ノート』(東方出版)などがあるほか、共著書および編著書、論文が多数ある。

【高森大乗(たかもり・だいじょう)】
昭和41年(1966年)、東京に生まれる。國學院大学文学部史学科および立正大学仏教学部宗学科卒業、立正大学大学院博士課程単位取得。立正大学日蓮教学研究所研究員、立正大学仏教学部准教授などを歴任。現在、要傳寺(東京都台東区)住職、立正大学日蓮教学研究所客員所員、東京都台東区教育委員。編集本に『昭和定本日蓮聖人遺文諸本対照総覧』(山喜房佛書林)があるほか、共著書および編著書、論文が多数ある。


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慈悲のかたち 仏教ボランティアの思考と創造

慈悲のかたち 仏教ボランティアの思考と創造

2,376円(税込)

「仏教の社会貢献」を考える一冊!

筆者は、高校教員を経てシャンティ(曹洞宗国際ボランティア会)の創立者有馬実成師に共鳴し、NGOの世界へ転身。仏教精神に根差した社会貢献活動(仏教ボランティア)を探求してきた。主として国内事業、広報畑で活動。東南アジア渡航歴20回以上。
 2015年1月から3月まで、週刊「仏教タイムス」紙に連載執筆。2014年から3年にわたって月刊『大法輪』誌に連載「慈悲のかたち」を執筆。本書はこれの単行本化。東日本大震災以降、仏教者の社会貢献の重要性が問われてきているが、筆者は幾度も被災地に足を運び、おおくの人々を取材。確固たる信頼をえたうえでの記事執筆である。

■著者プロフィール
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)専門アドバイザー。曹洞宗総合研究センター講師。日本宗教学会普通会員、専門は臨床仏教研究。1950年、宮城県石巻市生まれ。駒澤大学大学院修士課程仏教学専攻修了。

■編集者コメント
「仏教ボランティアの思想的根拠はどこにあるのか?」「仏教ボランティアはどのように行われるべきか?」――仏教系の大学院を修了した著者は、その答えを求めて曹洞宗ボランティア会(現シャンティ国際ボランティア会)の活動に身を投じます。そこで目にしたのは、ボランティア活動をもって仏教思想を体現し実証している僧侶(有馬実成師)の姿でした。そして、その「姿」が宗教や宗派の区別なくボランティアを実践する宗教者たちに見出されることを、彼らへのインタヴューを通して明らかにします。宗教者の社会貢献のあり方が問われているポスト「3・11」の現代、本書はその理念と実践の両面を伝える一冊です。月刊誌『大法輪』の連載(2014年2月号~2017年9月号)の単行本化に、著者の恩師奈良康明師(駒澤大学名誉教授・曹洞宗大本山永平寺西堂)が推薦文を寄せられました。(出版社より)
「仏教ボランティアの思想的根拠はどこにあるのか?」「仏教ボランティアはどのように行われるべきか?」――仏教系の大学院を修了した著者は、その答えを求めて曹洞宗ボランティア会(現シャンティ国際ボランティア会)の活動に身を投じます。そこで目にしたのは、ボランティア活動をもって仏教思想を体現し実証している僧侶(有馬実成師)の姿でした。そして、その「姿」が宗教や宗派の区別なくボランティアを実践する宗教者たちに見出されることを、彼らへのインタヴューを通して明らかにします。宗教者の社会貢献のあり方が問われているポスト「3・11」の現代、本書はその理念と実践の両面を伝える一冊です。月刊誌『大法輪』の連載(2014年2月号~2017年9月号)の単行本化に、著者の恩師奈良康明師(駒澤大学名誉教授・曹洞宗大本山永平寺西堂)が推薦文を寄せられました。

■目次
「発刊によせて」奈良康明
第一章 悲しむ力、苦しむ力
・飢えた子らに本は何の役に立つか ・苦しみから唄が生まれる ・悲しむ力 ・鯰伝説と熊本地震 ・石巻を発信するイギリス人 ・共助による漁業革命 ・子どもを亡くした親の集い ・原発受難と脱「受け身」
第二章 仏教ボランティアのまなざし
・難民に学んだ布施のこころ ・カンボジア仏教は大乗仏教か ・有馬実成の仏教ボランティア論 ・生きた文殊に出会う旅 ・叡尊と本田哲郎神父 ・重源はわれらの同時代人 ・塔組みは、木の癖組み、人の心組み ・忍性、生誕800年に思う
第三章 現場ファーストの宗教へ
・臨床宗教師と高橋悦堂さん ・日本臨床宗教師会、発足 ・臨床仏教師、いよいよ始動 ・浦上天主堂と福江島を訪ねて
第四章 スピリチュアリティ再発見
・画家・絵本作家 いせひでこさん ・「幽霊さん」と司修さん ・「たましい」再考 ・柳 宗悦と三界万霊 ・大槌町の「生きた証」プロジェクト



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古代インド哲学史概説

古代インド哲学史概説

2,376円(税込)

あの名講義がいま、ここに!

1979年に刊行され、長く大学のインド哲学科の教科書として使われてきた『インド哲学史概説』の新装改題版。「インド哲学」の起源からヴェーダ・ウパニシャッド文献、自由思想(反ヴェーダ・非婆羅門思想)、ヒンドゥー教の形成、六派哲学の成立までを解説するとともに、各領域の研究史や学説を註(傍註)によって紹介する。参考文献・年表・索引つき。

■著者プロフィール
1927年-2009年。埼玉県に生まれる。東京外事専門学校(現東京外国語大学)蒙古科および東京大学文学部印度哲学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程単位取得満期退学。文学博士(東洋大学)。専門はインド哲学、仏教学、密教学。大倉山文化学院研究員、東洋大学文学部教授などを経て東洋大学名誉教授。妙楽寺(東京都八王子市)住職などを歴任したほか、1967年に日本印度学仏教学会賞を受賞する。著書や論文が多数ある。

■目次
新装改題版の刊行にあたって
新版の序
はしがき
第1章 インド哲学史の内容と研究方法
  インド哲学史の内容
  インド哲学史の研究方法
第2章 アーリア人以前のインド
  インドの遺跡と先住民
  インドの先住文化
第3章 アーリア・インドの成立と発展
  アーリア人のインド定住
  カーストの成立
  カーストの実態
  カーストに関する諸理論
第4章 アーリア思想の成立と発展
  第一次ヴェーダ思想の成立
  第二次ヴェーダ思想の発展
  第三次ヴェーダ思想の発展
第5章 自由思想の胎動と開花
  仏教に先行する自由諸思想
  ジャイナ
  仏陀および仏教
第6章 伝統的思想の再編成
  ヒンドゥー教の形成
  六派哲学の成立
  インド古代哲学の夕ぐれ

参考文献
インド哲学宗教史年表
索引
インド思想史地図

■編集者コメント
 「インドにおいては、哲学的思弁はつねに宗教的内容をもち、また宗教的思索の多くは哲学性を帯びている」(本書第1章より)
 わたしたちが現代社会において「常識的」な日常生活を営むときに、論理的であることと非論理的であることが同居したまま成立している、という状況は想像しにくいものです。しかし、たとえば恋愛、親子関係、病気を患う等々にまで想像を膨らませていくと、論理と非論理との境界線は明確でなくなってくるでしょう。
 本書『古代インド哲学史概説』巻末の年表は「紀元前3000年 インダス文明」から始まります。何千年にもわたって、インドの人びとが信仰・信心に基づく「宗教」と、それを言語や概念をもって説明・論証しようとする「哲学」との間を行き来してきた足跡を辿ることを通して、わたしたちは常識に囚われない生き方を知ることができると思います。









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「問い」から始まる仏教 「私」を探る自己との対話

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1,512円(税込)

「本当の自分はどこ?」という問いに答えはない。ただ自分を受け入れ、他者との関わり方を模索する中で、本当の自分は作られる――。硬直化した仏教理解に「自己再建の教え」という新たな命を吹き込む、実践的仏教書。

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われ、ただ足るを知る 禅僧と脳生理学者が読み解く現代

われ、ただ足るを知る 禅僧と脳生理学者が読み解く現代

1,512円(税込)

禅僧と脳生理学者の対談を一冊にまとめたもの。
板橋老師の「悟り」体験を脳生理学の視点から解明を試み、さらにそれぞれの立場から現代社会が抱える問題に斬り込み、欲望に引きずられることをやめ「足る」ことを知る必要を説く。

【著者プロフィル】
板橋興宗(いたばし こうしゅう)
1927年生まれ。
東北大学文学部宗教学科卒業。
武生市の瑞洞院、金沢市の大乗寺などの住職を歴任。
のちに大本山總持寺貫首、曹洞宗管長に就任。現在、越前市の御誕生寺住職。
著書に『良寛さんと道元禅師』(光雲社)、『猫は悩まない』(時鐘社)、『坐りませんか』(PHP研究所)、『禅とタオ 「今、ここ」を生きる』『老いのレッスン』(共著・佼成出版社)など著書多数。

有田秀穂【ありた ひでほ】
1948年生まれ。東京大学医学部卒業。
東海大学医学部内科で臨床、筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に従事。
その間、ニューヨーク州立大学に留学。現在、東邦大学医学部統合生理学教授。
『セロトニン欠乏脳』(日本放送出版協会)、『呼吸を変えれば「うつ」はよくなる!』(PHP研究所)、『瞑想脳を拓く』(共著・佼成出版社)など著書多数。

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経典はいかに伝わったか 成立と流伝の歴史

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1,944円(税込)

仏教は、日本に伝えられるまでに、中国の三蔵法師をはじめとする求道僧などのさまざまな人びとのいとなみがあったと言われています。本書は、そうした人びとの求法のいとなみを、経典の流伝の歴史を通して詳述。

水野弘元【みずの・こうげん】
1901年、佐賀県出身。1928年、東京大学文学部卒業、駒沢大学名誉教授。主要著書に『パーリ仏教を中心とした仏教の心識論』『原始仏教』『釈尊の生涯』『修証義の仏教』『仏教要語の基礎知識』ほか。

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わたしの「南無妙法蓮華経」

わたしの「南無妙法蓮華経」

1,512円(税込)

法華経を日常生活で気軽に実践するための方法を、独特のユーモアを用いて語る実践入門書。 人間関係や病気などのさまざまな状況での心の持ち方を「仏さまのモノサシ」と称して紹介する。 また、有名な祖師たちの逸話を引用しながら、南無(帰依)の生き方のヒントを示す。


【著者プロフィル】
ひろさちや(ひろ・さちや)
1936年(昭和11年)大阪府生まれ。宗教評論家。
東京大学文学部印度哲学科卒業。
同大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。
1965年から85年まで気象大学校教授をつとめる。退職後、本格的に評論・性別を超えて好評を博している。
ペンネームの「ひろさちや」は、ギリシャ語の「愛する=フィロ」と、サンスクリット語の「真理=サティヤ」からとったもの。
著書に『仏教の歴史(全10巻)』(春秋社)、『お念仏とは何か』(新潮選書)、『「狂い」のすすめ』(集英社新書)、『法然上人とその弟子西山上人』 (春秋社)、 『ひろさちやの「最澄」を読む』 『ひろさちやの「空海」を読む』 『ひろさちやの「法然」を読む』 『ひろさちやの「親鸞」を読む』 『ひろさちやの「道元」を読む』 『ひろさちやの「日蓮」を読む』 『わたしの「南無阿弥陀仏」』 『「風狂」という生き方』 (以上、佼成出版社)ほか多数ある。

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