商品説明
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧――。
六波羅蜜の六つの修行(実践)を、シガーラというひとりの少年の旅を通して、わかりやすく伝える創作読み物です。
シガーラは長者のひとり息子。ある日、世の中のいろいろなことを見てみたいと、旅に出る決意をします。長者は、シガーラに「皮ぶくろに入った水」と「じょうぶなくつ」を手わたし、シガーラを送り出しますが……。
この作品では、六波羅蜜それぞれの修行について、ひとつずつ、シガーラが旅で経験したことを通して、学んでゆきます。
シガーラがそこで何を経験し、それによって何を得たのか、丁寧な解説もついています。
自分がシガーラになったつもりで楽しく読んでくださいね。
また、「慈悲喜捨(四無量心)」をテーマにした
『でんでら山の泉~慈悲喜捨たとえ話~』
もぜひ読んでみてください。
【ここがポイント】
・六波羅蜜の教えがわかりやすく表現されています
・それぞれの章に解説つき
・墨をにじませたようなやわらかい絵が魅力的です
【編集者コメント】
この作品を執筆された本間正樹さんに、この作品の依頼をさせていただいたときのこと。
本間さんは、私の依頼内容を聞くと、「ものすごいプレッシャーだなあ」と、笑っておられました。
それもそのはず、「六波羅蜜を小学校中学年くらいの子が理解できように」「あくまでも創作で」「文章量はこのくらいで」と、ざっくりな依頼をした私自身、説明しながら、「これは、かなり難しいだろうな……」と感じていたのですから(笑)。
でも、それは杞憂でした。本間さんの原稿は素晴らしくて、六波羅蜜のことがとてもわかりやすく表現されていました。
ぜひ、シガーラになりきって、自分自身が旅をしているような気持ちで読んでみてくださいね!
【関連商品】
『おしゃかさま』
『おしゃかさま物語』
『でんでら山の泉~慈悲喜捨たとえ話~』
備考
前へ
次へ
備考