商品説明
内容
ダウン症の天才書家として活躍する金澤翔子さんは、東日本大震災後、困難を極めた被災地に「共に生きる」というメッセージをたずさえ、何度も足を運んできました。
福島の子どもたちとの書画コラボレーション。岩手の仮設住宅で語り合った夢。
日本各地の「いのち」をめぐる旅――。人びとに希望の灯を届けた2年間を、母・泰子さんの文章と多数の記録写真で見つめるフォト・エッセイ。
目次
第1章 東日本大震災 祈りの旅
第2章 被災地の人たちとの交流
第3章 翔子と私の旅は続く
あとがき
ここがポイント
▼東日本大震災から2年。ダウン症の書家・金澤翔子が歩き続けた日本
――700日の記録がこの一冊に
▼人びとを励ました書の作品、被災地の子どもたちとのふれあい等、カラー&モノクロ写真を一挙掲載
▼ダウン症の宣告を乗り越え、闇の中に光を見出した母娘。いま振り返る、心に響くドキュメント
編集者コメント
「天の道、復興の道!」――東日本大震災後、金澤翔子さんと母親の泰子さんは、被災地に思いを寄せる「祈りの旅」を続けてきました。
ダウン症を受けとめ、書の道・未来への道を歩む母娘の旅日記。
彼女の無垢な魂が、多くの人とふれあい、笑顔と希望をよみがえらせました。
多彩な写真とエッセイで、生きることのすばらしさをお届けします!
著者紹介
金澤 泰子(かなざわ やすこ)
1943年、東京生まれ。書を柳田泰雲・柳田泰山に師事。85年、ダウン症の長女・翔子を出産。幼少から書を学ばせる。
2010年、NHKで母娘の半生が紹介され反響を呼ぶ。
現在、各地で娘ともに席上揮毫や講演に立つ。著書『愛にはじまる』(ビジネス社)『天使の正体』(かまくら春秋社)。
金澤 翔子(かなざわ しょうこ)
1985年、東京生まれ。誕生後すぐにダウン症と診断され、5歳で母・泰子に書を習う。20歳で初の個展を開き、天才書家として注目を集める。
以後全国で書展・席上揮毫を行ない、東日本大震災では「希望光」「共に生きる」を被災地に届けた。2012年、NHK大河ドラマ『平清盛』題字を揮毫。
備考
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