内容
『気にしない練習』をはじめとするベストセラー作家、名取芳彦師が日常に活かすことができる「六波羅蜜」の教えを提案。
彼岸に渡る六つの徳目、「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」を名取流に説きます。
ささくれがちな心を穏やかにするヒントが、軽妙な語り口で記された一冊。

【編集者コメント】
「許せない」に縛られた心を、「人情和尚」が軽快に解きほぐしていきます。
仏教に根ざしながらも、日常に即した話題やユーモアあるたとえ話で気楽に読み進められる内容になっています。
読後、自分や他人に少しやさしくなれる一冊です。


目次
第１章 本心を知らにゃ始まらん
第２章 とりあえず（簡単な）ルールを覚えとく
第３章 スルーできりゃ、たいしたもんよ
第４章 「仕方がない」からやってみる
第５章 たまにはカラッポになってみな
第６章 諦め（諦らかにす）るのも悪くない





著者紹介
名取 芳彦(なとり ほうげん)
元結不動密蔵院住職。１９５８年、東京都江戸川区生まれ。
大正大学卒業後、英語教師を経て元結不動密蔵院（江戸川区鹿骨）住職に。
「参加するお寺」「身近に感じられる仏教」をモットーに、ご詠歌や写仏、コンサートや浪曲などを開催し、幅広い世代に仏教と親しむ機会を提供。
真言宗豊山派布教研究所所長。
真言宗豊山派布教誌『光明』編集委員。豊山流大師講（ご詠歌）詠匠