商品説明
内容
私のうちはおすし屋さん。お店を手伝うのは嫌いじゃないけど、私はおすし屋さんじゃなくて“ふつうの会社員”になりたいなって思ってる。
そんなわが家に、ある日お店を手伝ってくれる女性のすし職人さんがやって来て……。
編集者コメント
東京・東中野の名店「名登利寿司」の女将さんで、エッセイスト、児童文学作家でもある佐川芳枝さん。
そんな多才な佐川さんが描く、偏見に負けず逞しく生きる女性のすし職人さんと、ちょっとした誤解からクラスでいじめにあう寿司屋の一人娘との心の交流を描いた作品です。
現役の女将さんならではの、お寿司に関する知識や食欲をそそる食べものの描写も魅力的です。
目次
第1章 ごほうびはてりやきバーガー
第二章 お母さんの入院
第三章 ゆうしゅうなすし職人
第四章 いじわるなんか、はね返せ!
第五章 わたしのゆめ
第六章 かんぴょうはなにからできる?
第七章 すてきな誕生日
著者紹介
佐川 芳枝(さがわ よしえ)
東京都生まれ。エッセイスト、児童文学作家。『寿司屋の小太郎』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞を受賞。
児童書の作品に「ゆうれい回転ずし」シリーズ、『にっこりおすしとわさびくん』『ばけねこキッチン』『ハッピィ・フレンズ』(以上、講談社)など多数。
『寿司屋のかみさん うちあけ話』(講談社)をはじめとするエッセイ「寿司屋のかみさん」シリーズは10作を超える。
東京・東中野の「名登利寿司」の女将でもある。
かわい ちひろ
東京都生まれ。人の表情やしぐさ、老若男女と住処の関係性をテーマにイラストや漫画を描く。
作品に『天の台所』(落合由佳・作/講談社)、『タブレット・チルドレン』(村上しいこ・作/さえら書房)、
『屋根に上る』(かみやとしこ・作/学研プラス)、『かずさんの手』(佐和みずえ・作/小峰書店)、
『なりたいわたしになるために』(中松まるは・作/あかね書房)ほか、教科書・教材テキストなど多数。
備考
備考